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マイぐい呑仲間

更新日:2023年1月23日


今日は恒例の「おじさん飲み会」である。 今回は、独酌からデートやクラス会、接待まで、幅広く使える優良店。いつもの亘さん。 「おじさん飲み会」の時だけは、コースでお願いする事にしている。

旬彩 亘

旬彩 亘 北海道札幌市中央区南3条西4 五番街ビル6F 電話:011-251-4545 定休日:毎週日曜日、祝日 営業時間:17時~23時

「おじさん飲み会」仲間もすでに顔馴染みの店である。 勝手知ったる他人の家状態でなんだか落ち着く。

先付け 空也蒸し

まずは、先付けとサッポロクラシックで喉を潤す。 今日の先付けは、「空也蒸し」天台宗の空也上人が、考案した豆腐と葛で仕立てた精進料理が原型とされる蒸し料理である。簡単に言えば、豆腐入り茶碗蒸しのあんかけ。優しい出汁で美味い。

前菜

さて前菜が運ばれる、

すかさず十一洲 純米吟醸にチェンジ。 鯵の南蛮漬けにじゅんさいのお浸し。ズワイ蟹爪、アスパラガス、プチトマトの天ぷら。牡丹エビ押し寿司とフキ、山芋。 今回のマイぐい呑、私のお供は、レジェンド中村六郎だ。中村六郎についてはこちらへ。

さて、今回のS氏のぐい呑も気になるところ。

「今日はこれです」

恒枝直豆 備前ぐい呑

少し小さめな平ぐい呑といったところ。 「友達が富良野で焼き物やってたんですが、岡山の実家に帰るらしくて、せっかくだから、その前にオーダーして作ってもらったんです。」 ナンデスト!? 恒枝直豆氏 昭和46年 5月 岡山県倉敷美観地区 恒枝陶芸店の二男に生まれる(本名直人) 平成 7年 3月 愛媛大学工学部工業化学科卒業 平成10年 4月 備前陶芸センター入所 平成11年 4月 備前焼作家 佐藤苔助に師事 平成13年 2月 佐藤苔助方登り窯にて初窯 平成13年 3月 個展 初窯展 (倉敷 恒枝陶芸店) 平成13年 4月 北海道富良野市 アートファーム南陽館にて独立 平成13年11月 穴窯を築窯 楽葉窯と称す 備前の土を北海道のカラマツで焚くという。 その後北海道で様々な活躍をされている。 今年の春の窯出しが、北海道での最後の活動となる。

マイぐい呑仲間になったW氏

「実は、前回Wさんにもお願いされてたので、準備してきました。」

コレでついにW氏も「マイぐい呑み仲間」に参加だ。 私も、「トクエおばあちゃんの巾着」をプレゼントした。 いい大人が、こんな小さな器にワイワイしている。実に滑稽だが、これが楽しい。

さて、料理に戻ることにする。

刺身

刺身登場だ、ヒラメとマグロに、北海道では「チップ」と呼ばれている「ヒメマス」の刺身。脂が乗って柔らかくとろける。春を感じる旨味。グッド。

時不知鮭の炭火焼

続いて、時不知鮭(トキシラズ)の炭火焼。季節外れの春に獲れる脂の乗った高級鮭だ。美味い。 ここでたまらず、梵 純米大吟醸 中取り 無濾過生原酒をいだだく。 恥ずかしい話、以前は、鮭の皮が食べられなかったが、北海道に来るようになって食べるようになった。食材の良さにはかなわない。

季節野菜の炊き合わせ

次は、笹竹の炊き合わせ。今年の春先クマの出没事件で話題になった根曲がり竹。

クマと取り合うのもわかる、エグ味が少なくコリコリと歯ごたえも良い、実に美味い。

エクセレント。

鰯の酢みそ和え

ここで、小鉢が登場。おや、何かしら? 鰯の酢みそ。 酒呑みにはありがたい肴である。酒がすすむ。

桜海老炊き込みご飯

香の物が、運ばれてきた。 そろそろ、〆の食事だ。今日は何が出るのか楽しみな瞬間である。 まずは汁椀から、味噌汁のようだ。という事はご飯ものだ。案の定、間髪入れず飯碗が登場。

ビンゴ。 めしも春真っ盛り、桜海老の炊き込み。贅沢にたっぷり入っていて、香りが良い。

何ともグレイト。

黒ごまプリン

さて食後のデザート。 黒ごまプリン。コレが実にいい。 S氏もお気に入りのようで、「やった、コレ美味しいやつ!」と思わず声を上げる。 最後のデザートまで、ペロリといただくおじさん達。ソーキュート。 春を感じる料理を堪能し、気心知れた仲間と飲む時間に感謝し、店を後にした。 ごちそうさまでした。 今日の「マイぐい呑ライフ」に乾杯。

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