top of page

それでは、実際にどのような「ぐい呑」を選べば良いのか、また、どのように選び出すのか。
もちろん、あなた自身のインスピレーションだけを信じて選ぶことも楽しいことだが、折角なので、多少の予備知識を持って、これを選ぶことをお勧めする。
楽しい「ぐい呑」選びの一つの助言になればと思うところである。
前項でもお話ししたが、「ぐい呑」は茶の文化と共に成長した器であり、またそのサイズ感からも「茶碗」の小型版とも言われることが多い。また陶芸家それぞれの特徴が、最も分かりやすく現れるものとも言われている。極端に言えば、ぐい呑を見ればその陶芸家の力量を計ることができるというのだ。
そのために、陶芸家たちは、この小さな器を完成させるために大変な神経を使い、また、人一倍のこだわりを持って作り上げる。
それゆえに「ぐい呑」などの酒器は、茶器や、花器などに次いで、他の雑器とは一線を画すものとなっている。
このような事もあり「ぐい呑」の形状や見どころも、茶碗のそれとほぼ同じと考えて良いと思っている。ポイントは、「口造り(くちづくり)」「胴(どう)」「腰(こし)」「見込み(みこみ)」「高台(こうだい)」である。

口造り






