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さて最後に〆の「ご飯」である。
会席料理は酒の肴をメインに置いた料理なので、これは最後の締めくくりとして出される。通常は、「ご飯(食事)」と「止め椀(味噌汁)」と「香の物」が出される。ただし、白飯の代りに、かやくご飯(炊き込み飯)や、茶漬け、雑炊、麺類が出されることもある。
ご飯のお代りをするときは、飯碗にひと口分のご飯を残す。これは縁が切れることを嫌うところからきた習慣である。
充分に酒と食事を楽しみ、また仲間たちと談笑しお開きとなる。食べ残し、食べ散らかしのないようにして、料理人への感謝の気持も伝えて席を立つ。長居は無用である。いつまでもウダウダ呑むのは感心しない。呑み足りなければ他に行くなりしたい。
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