マイぐい呑を楽しんでいると臭い残りが気になることがないだろうか? ぐい呑は、使用する前に一度水ですすいで、使用後にもなるべく速やかに水ですすぐのが基本である。 しかし、しっかり手入れをしていても、長い間使っているとどうしても臭いが残ってしまうことがある。 これが、酒の味まで変えてしまうから厄介である。 私も、煮沸をしたり、日光消毒したり、キッチン用漂白剤を試したりと様々な方法を試してきたが、ようやく納得できる結果が出たので紹介しようと思う。 今回の患者は、中村六郎作 酒呑。
生焼け気味であるが15年ほど前から使用しており愛着もある。臭いが取れず使い物にならないのはあまりに惜しい。
これを再生させるために、しっかりと時間もかけることにした。
必要なものは、手頃なサイズの鍋やボールと重曹と水と時間だ。 重曹は食用グレードのものが安全で良い。 1、鍋にぐい呑と重曹を入れる。
2、ぐい呑がしっかりかぶるまで水を入れる。
3、1日置く。ぐい呑から茶色の何かが滲み出でいるのが見える。
1日1回水を変え、一週間ほど1から3を繰り返す。
ぐい呑自体も少し綺麗になった気がする。臭いも取れて完全復活。 あなたの大切なぐい呑のメンテナンスの参考にして欲しい。 それでは、 あなたの「マイぐい呑ライフ」に乾杯。