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琥羊(こひつじ)

更新日:2023年1月23日


本日は帯広で仕事だ。 朝一番の飛行機で到着し、夕方まで仕事をしクタクタである。 いつもなら、仕事先の方と食事に出かけるのだが、今日は、先に約束があるらしくフラれてしまった。 ホテルにチェックインを済ませ、一人ふらふら街に出る。 ここ帯広には、3ヶ月に一度の出張なのであまり詳しくはないが、お気に入りの店がある。 そうだ、生ラムのたたきを食べに行こう。

北の屋台 琥羊

琥羊 北海道帯広市西1条南10-7 北の屋台いきぬき通り一番街 電話:080-6064-7211 定休日:月曜日 営業時間:午後5時〜午前0時

帯広名物北の屋台だ。人でごった返している。 うわ〜ぁ・・・ 普段は日曜日に帯広入りするため、私が知る北の屋台の10倍以上の混雑だ。

そうか、今日は土曜日だった。 まずは、目当ての琥羊さんを覗くが満席。 では、普段開いていない店も覗いてみようと歩くが、どの店もいっぱいで入れる感じではない。 ポキン。心が折れる音がする・・・ 途中で引き返し、ふたたび琥羊さんに戻ってきた。 「いっぱいですか?入れます?」と声をかけてみた。 「今出ますから」5人組の先客さんから返事。 グットタイミング!

イカのマリネ

まずは、ハートランド生で喉を潤して準備体操。 お通しは、イカのマリネだ。酸っぱ過ぎず、イカはあくまで柔らかい。ナイス。

生ラムのたたき 中村六郎 酒呑

さて、お目当ての生ラムのたたきをオーダーして、 あたごのまつ 彗星 純米吟醸 北海道限定酒にチェンジ。 今回のお供は、中村六郎作 備前酒呑。ニヤリ。

普段は、日本酒はグラスで提供されるが、マイぐい呑を持参している私のために、徳利で提供してくれた。ありがたい。 たたきは、羊特有の獣臭さは感じない。赤身で非常に柔らかい。屋台で出てくる料理の想像を超える。旨い。 この店の名物と言える生ラムのたたきは、屋台の別の店から出前のオーダーが度々入るほどである。 たまらず、二世古 吟風 特別純米を追加。

続いて、おすすめ看板から気になったタラバガニのふんどし刺身をチョイス。 初めて見たタラバガニのふんどし。 カニの甲羅を剥がす時、最初に剥がすおなか側にある三角部分で、卵を抱える場所の肉だ。 歯ごたえが良く足の肉に比べると固めだが、噛むとじゅわっとジュースがでる。 実は、蟹アレルギーなので普段はあまり食さないが、蟹の味は大好きなのでこうやってチャレンジをすることがある。 たまに毛蟹、花咲蟹などは一口だけ頂くこともあるし、渡り蟹のトマトパスタは大好物の部類でもある。 普通食後は、唇が腫れ、喉が痒くなり悶えるのだが、タラバは蟹ではなく、ヤドカリの仲間のせいか、アレルギー症状が出ることはなかった。

農家の酒

農家の酒 純米吟醸 初めていただく旭川の酒だが、男山や国士無双のイメージとは違い。フルーティで繊細な味だ。好き。 屋台は隣客と肩が触れるほどの距離の為か、見ず知らずでも会話が弾む 富山から単身赴任のサラリーマンが、奥さんを北海道に招待し帯広に旅行に来ていたご夫婦や、恐らく地元であろう20代後半ぐらいの男1人女2人の自称「行き遅れトリオ」に、そのトリオの同級生と結婚した高校時代の先生だったり。もはやカオスだ。 楽しくて長居をしたいところだが、明日は朝一番で札幌だ。仕方ない。

シメにとてもスパイシーな、ラムカレーうどんを頂いてフィニッシュ。 ごちそうさまでした。今日の「マイぐい呑ライフ」に乾杯!

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