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江戸前な信州そば


夢幻庵銀座店に用事があり、娘を連れて銀座でランチ。 レストランあづまにでも行こうと思っていたが、なぜか大行列。 突如、蕎麦を食べたがる娘。 では、田中屋に行こうと路地を曲がると大行列が出来ている。 コレハダメダ。 それならば、吉田屋だと新橋方面に歩く。 あれ?この辺りだったよな? 吉田屋が無い・・・無くなっている。 ・・・えっ? 通りがかりの木屋に入ろうとするが、何故か娘が「ここじゃ無い」と入店を拒絶。チーン・・・。 蕎麦を食べるために、銀座を30分以上行ったり来たり・・・。 最後の切り札。ここでダメなら、娘に蕎麦を諦めて貰おう。

銀座真田

銀座 真田 東京都中央区銀座5-6-5 3F
 電話:03-5537-7355
 定休日:無休 
営業時間:(月〜土)11時〜翌4時30分 (日曜日)11時〜23時 待ちは2組。娘もここならOKと納得している。ならば大丈夫、一安心。 程なくして無事席に通される。 先ずは、酒メニューに目を通す。信州を売りにしているタメか長野産の地酒が多い。 豊香純米大吟醸をチョイス。 私「豊香と、だし巻き玉子に鴨のタタキをお願いします。蕎麦は後で良いですか?」 店員「はい、大丈夫です。」 私「お酒は、料理が何か出るタイミングで頂けますか? それから、徳利か片口で頂けるとありがたいのですが・・・」 店員「はい、かしこまりました。温めますか?2合でお持ちしますか?」 店員さんの返事が少々不思議に聞こえるかもしれないが、ここのメニューでは、冷酒は小グラス(90ml)、中グラス(150ml)、2合となっているためだ。 私「冷たいまま1合でお願いします。」 店員「かしこまりました。ありがとうございます。」 私「それから娘にももジュースをお願いします。」 店員「ありがとうございます。少々お待ちください。」 なんとも素晴らしい。かなり面倒なオーダーもスムーズで、嫌な顔もしない。エクセレント。 まずは鴨と酒、ももジュースが運ばれる。

内村慎太郎 井戸盃

本日のマイぐい呑は、内村慎太郎作 井戸盃。

鴨のたたき

おぉぅ。鴨の盛りが良い。 ひぃ、ふぅ、みぃ、よ・・・オホホホ。実に7切れもある。 見るからにジュージーで、旨そうだ。 「食ぁべる〜ぅ!」娘が興奮気味だ。 鴨をモリモリ食べる娘。あれよあれよと気がつけば、もう4切れも食べ終わっている。 しまった・・・私の肴が無くなってしまう。 あなた鴨好きなのね。知らなかったわ。 「お待たせしました」

だし巻き玉子

だし巻き玉子の登場だ。 「玉子ぉお!食ぁべる〜ぅ!!」 グッドタイミングで玉子に気をとられる娘。無類の玉子好きは、親譲りだ。 よし、残りの鴨は頂いた!フフフ。 「あっつい!!」 湯気がもくもくと熱々で、焼き立てのだし巻き玉子に悪戦苦闘する娘。 しかし、美味いのが分かるのか諦めない。ガンバレ。 そろそろ蕎麦を頼んでおこう。 「せいろ2枚お願いします。」 いつもなら、かけ蕎麦を食べる娘だが、今日は冷たい蕎麦だ。 最後の玉子を食べ終えても物足りなかったのか「もう一つ下さぁい!・・・あ!もう無くなってるぅ、食べちゃったね。笑」っと1人ツッコミをする娘。 さて、真打登場。

せいろ

蕎麦が運ばれる。 「蕎麦!そば!ソバ!」 テンションマックスで蕎麦ダンスを踊り始める娘。 行儀悪いので辞めなさい。笑 本題の蕎麦だが、今っぽく粗めに挽いた粒を感じるタイプのそれで、パキパキと音が聞こえそうなほど硬めの茹で加減。つゆは程よい辛め。 実は仕事の関係で数年の間、月に一度のペースで長野に行っていたので、それなりに信州蕎麦を食してきたが、ココの蕎麦は、いわゆる信州蕎麦と想像出来るモノではなく、かなり関東風になっていると感じる。 関東風信州蕎麦と言おうか、江戸前な信州蕎麦と言おうか・・・。ブツブツ・・・。

「美味しいねぇ」 嬉しそうに頬張る娘。 そうだ、これでいいんだ。 美味いものは「美味しい」で良い。ついつい分析したがる癖を反省。苦笑。 蕎麦湯までしっかり堪能しフィニッシュ。 ごちそうさまです。 それでは、 今日のマイぐい呑ライフに乾杯!



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