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本沼手/Motonuma
松村遷 まつむら せん/Sen Matsumura
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経歴
1977年 埼玉県浦和市(現・さいたま市南区)生まれ
1997年 京都伝統工芸専門校(現・京都伝統工芸大学校)卒業
1999年 多治見市陶磁器意匠研究所(デザインコース)修了
以後、酒井甲夫に師事
2003年 さいたま市の自宅に窯を設置
2013年 土岐市現代茶陶展入選
2014年 庄六賞茶陶展入選
2018年 美濃茶陶展入選
2018年 益子町の自宅、本沼窯の初窯を薪で焚く。
2009年 新宿京王百貨店にて個展
2018年 名古屋三越にて個展
2021年 札幌三越にて個展
黄瀬戸に出会い黄瀬戸を求め、黄瀬戸に生きる新進気鋭の黄瀬戸の鬼。
かの古田織部が愛したという黄瀬戸の最高峰「油揚手」を新たな解釈のもと焼き上げる。
黄瀬戸の聖地美濃にアイデンティティを持ちつつ、益子の本沼に築窯。美濃の土をベースに、本沼で取れる土や灰、石などを配合し作り上げた「本沼手黄瀬戸」
今にも油が滲み出てきそうなジュージーな「油揚手」に、いかにも香ばしそうな「焦げ」そして銅緑釉の「タンパン」に気品が伺える。そこには茶人織部が愛した3つの約束をしっかり抑えた確かなの黄瀬戸の姿が見える。
間違いなく、今後の黄瀬戸を牽引する一人です