今日は恒例の「おじさん飲み会」だ。 今回は、趣を変えて和食とフレンチの融合したような、お洒落レストランバー。 本店は函館の有名店である開陽亭。それなら食材などは間違いない。 今夜はその別邸にあたる大三坂に決めた。
大三坂 伍・四 北海道札幌市中央区南5条西4-9-20 第三竹林ビル 2F 電話:011-213-0095 定休日:日曜日 営業時間:18時~翌1時 金・土18時~翌2時
店内に入ると落ち着いたダウンライトや間接照明で、 よく見ないと気付かないが、壁は全てゴールドに塗られている。 秀吉の黄金の茶室を意識してるのか? お洒落な空間で、20代後半から40代くらいまでの客層はカップルが多い。 少しだけ場違い感のあるオジサンたち。 ちょうど一周年記念感謝サービス期間中らしく まずは、無料のサッポロクラシック生からスタートだ。
フォアグラムースのカナッペ もう少しフォアグラ感を感じても良いが、ビールによく合い悪くない。
函館開陽亭名物 活いかのおどり造り まだ足が動いているほど新鮮なイカ刺し登場である。身も透明感があり、コリコリと歯ごたえ良く美味い。 ここで堪らず、酒にチェンジ。 二世古 純米吟醸
ウマイ。
今回の北海道出張で活躍してくれたのが、鈴木禎三作 油滴盞。 少しゴージャス感のある店内に、この天目が似合うと思うのは、親の贔屓目かしら。 さて、今回のS氏が何を用意したのか、気になるとことだ。
火襷?! 前回の反省からかトンデモナイものを放り込んだ。 (前回のおじさん飲み会、小料理しま田の回)
なんと、金重素山の火襷ぐい呑登場である。 S氏一番のお気に入り。本人曰く「見て良く、触って良く、使っても良いのは、なかなかないんです。これは最高ですよ。」 ハンソクだ。 さて刺身が運ばれてきた。
函館開陽亭のお刺身盛り合わせ 〜お醤油と2種類のタレで〜 刺身は、サーモンにホタテ、タコ、甘エビ、ニシンと、ごく普通だが、醤油とトマトのタレと味噌のタレで食べるという変化球。 「お好みで」と言われたが、変化球過ぎて戸惑う。 「特にこれが合うとかありますか?」 「サーモンはトマトに合いますし、ニシンは味噌が合いますよ」ナルホド。 聞いてよかった。醤油で食べたらいつもの刺身だが、トマトソースで食べるとカルパッチョ風になるし、味噌ダレも初めて食べる味だが、美味い。 酒は続いて、国稀 純米にチェンジ。
ふふふ。素山借りてみた。 マイぐい呑仲間がいると、こんな楽しみもある。
また、実際に触れることができるので勉強にもなる。
十勝黒豚ロースソテー 〜オニオンバターソース〜 十勝豚といえば、「かみこみ豚」や「どろぶた」など注目も高い。 鹿児島黒豚に負けず劣らず、柔らかく、脂も美味い。
日高産時鮭&牡丹えびのポワレ 〜牡蠣とほうれん草のクリームソース〜 時鮭の皮がパリパリで美味い。火の入った特大の牡丹エビも良い。牡蠣とクリームソースも合う。完全なフレンチだがコレウマイ。
さて締めの食事だ
名物 うにぎり 雲丹のおにぎり、シーズンには少し早いが。なんとも贅沢なニギリメシだ。 開陽亭なら、これを食べるためだけでも行く価値がある。
エクセレント。
デザートは 北海道ミルクアイス
「この手のアイスはオリーブオイルに少し塩をかけると高級な味になるんですよ」 食にこだわるS氏のプチ情報に頷く。 ナルホド。今度試してみよう。
今日も、北海道を感じながら 楽しい酒が飲めた。 ごちそうさまでした。
今日の「マイぐい呑ライフ」に乾杯!