押上文庫


今日は5月1日。 GWの最中である。 今回は、我が「マイぐい呑のススメ」Facebookコミュニティの マイぐい呑グループ(https://www.facebook.com/groups/myguinomi/)仲間でもある

押上文庫に伺った。今回が初めてである。 なんでも、オーナー店主の趣味で集めた陶磁器を使って酒や料理が振舞われるらしい。 そんな嬉しい店があるのか? 実に楽しみだ。

押上文庫 東京都墨田区押上3-10-9 電話:03-3617-7471 定休日:月曜日 営業時間:18時~24時

押上駅から歩いたが、曳舟駅からの方が近いかもしれない。 店内は「猫」に関するグッズや書籍で埋め尽くされた感が強いが、食器棚の中や、カウンターバックには店主こだわりの徳利や器がひしめいている。 コレはタダモノではナイ。

「Facebookではお世話になってます・・・」とつたない挨拶を交わし、席に着く。 オーナー店主の名前が、竹下文庫(ぶんご)さん。本名ですか? 酒は、私の好みだけを伝えてお任せにした。 何が出てくるか楽しみである。

さて先付け、 カンパチの南蛮漬けが、各務賢周さんの黄瀬戸に盛られて登場である。 ザワザワっとする。

酒は、ロ万 Revolution 純米吟醸生原酒。一般には販売してない花泉酒造のロ万シリーズの中でも激レアな逸品に脳天を打たれる。しかも徳利はかなり古い中村六郎である。 魯山人の鯰向付をイメージさせる箸置きも良い。 シビレタ。 さて、今回のお供したマイぐい呑は伊賀の新学さん

花山葵の醤油漬け 村田森 琵琶向付

平目の昆布〆 森本良信 備前皿

牛蒡の素揚げアンチョビ風味

肴にまず3品をいただく。素朴だがどれも美味い。 いやそれ以上の旨味をこの器たちから感じる。まさしく器は料理の着物だ。 酒もすすむ。

続いて、積善 純米吟醸 愛山 無ろ過生原酒 初めて見た、伊勢崎陽山の徳利と。

体温が上昇し興奮が収まらない。決して酔いのせいではない。

鯵のなめろう 末廣学 備前皿

京産筍の若竹煮

花陽浴 純米大吟醸 さけ武蔵

現代作家だけではなく、古染付が取り皿になっていたり、赤呉須などが、醤油皿として提供されたりしている。

なんなんだこの店は・・・。ニヤニヤが止まらない。 ブラボー!

鮭のクリーム春巻き

村田森 染付皿

信州亀齢 特別純米美山錦 無ろ過生原酒 徳利は安部安人さんのお弟子さんの渡辺林平さん

なんでも、店主の文庫さんは、もともとは骨董の世界からスタートされた方らしいが、骨董では同じものが揃わないので、現代作家に目を向けるようになったとのこと。

豊富な知識と確かな審美眼と実用とのバランスがすごく良い。

漬け物盛合せ 良き酒、良き肴、良き器に食欲に火が付き大いに食す。 文庫さんと器談義にも花がさく。 また、交わされた会話の中から関係のある作家の器で料理や酒が提供される。 ニクイもてなし。

小柱と三つ葉の辛子大根 高橋春斎 割山椒

最後に頂いたのが、飛良泉 山廃純米 マル飛 No.77

「器は使うから良さが伝わる。見るだけで使わないのは勿体無い、使ってもらいたいから、強制的に料理や酒とともに提供するのです。魯山人の星岡茶寮じゃないですけど・・・」と語る文庫さん エクセレント。

マイぐい呑に興味があるけど、敷居が高いんじゃないか?とか、いろいろ使ってみたいけど、どこから始めたら良いか?などとお考えの方は、是非一度行ってみてほしい。

美味い酒と、美味い肴に舌鼓を打ち「良き器を使う」体験ができるのだ。

まさに酒呑みのアミューズメントパークである。

素敵な店と文庫さんに出会えたことに感謝し、私の理想郷に夢をはせて店を後にした。 ごちそうさまでした 今日の「マイぐい呑ライフ」に乾杯!

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