先に言っておきますが、今回は失敗の回である。
書こうか迷ったが、これも「マイぐい呑」の実際である。失敗もあるのだ。 不快に感じる表現もあるかもしれないので、気になる方はこの先は読まないでほしい。
お店の名誉のためにも、あえて店名や場所は伏せさせていただく。 ホテル近くの賑わいのある居酒屋である。 メニューをめくる。 あ、失敗したかな? 例外もあるが、メニューの種類がファミレス並みに多い居酒屋はハズレが多い。力が散漫になってしまい全てが平均以下になる。 和洋中コンセプトもバランバラン・・・。
町田酒造 特別純米吟醸55 限定直汲み 美味い酒だ。 酒が美味いことは、良いことだ。 しかし、この先付はなんだ? 色の悪い青菜の切れ端を卵とじにしたものに、人参、大根、エンドウで飾り付け。 雑だ・・・残り物で適当に作ったパターンのやつだ。
酒はうまいのにねえ。
さて、本日のお勧めメニューから、ホタテ稚貝の酒蒸しをチョイス。 変わった味付けだ、甘い・・・。そしてカップ麺を食べた後のような後味。ホタテの味を完全に殺している。
酒蒸しはもっとシンプルで、貝の味を存分に味わえる料理のはずだ。 酒蒸しなのかコレ?・・・失敗だ。 とりあえず酒を呑もう 陸奥 八仙 特別純米無濾過生酒 これも美味い 酒は美味いのに・・・まことに残念だ。 店長さんらしい方から声がかかる 「ぐい呑を持参されたんですか? わぁ素敵ですね」 あ ありがとうございます・・・苦笑 このタイミングで声をかけられると困る。
新生姜の豚巻き天ぷら なんだ?コレは全く味がしない。しかも 豚肉はパサパサ・・・撃沈!
「お客さん日本酒好きなんですね。これ味見してみてください」とサービスで鶴齢の純米酒を頂く。 これも「マイぐい呑効果」か? しかし、このタイミングでサービスされたら帰られないじゃないか・・・笑。 しかし、賑やかな店だ。繁盛している。年齢層は決して低くない。 オーダーするものを誤ったか? ひとり反省会が始まる・・・心の不満が表面に出る前に帰ろう。 こんなこともある。
嗅覚を鍛えてまた出直そう。
ごちそうさまでした 明日の「マイぐい呑ライフ」に乾杯!