札幌で蕎麦呑み



今日も札幌に出張中。

4月ともなるとさすがに雪はもうない。天気も良くポカポカで春の陽気である。

そんな春の陽気に浮かれ気分で、ランチにジンギスカンをいただいた。

美味しかったので、調子に乗って2人前食べてしまったせいで夕方になっても満腹中枢は刺激されたままだ。

夜はあっさりしたものがいい。

北海道といえば、実は日本有数の蕎麦の産地でもある。

そうだ、蕎麦呑みしよう。

手打ち蕎麦と料理 耳

北海道札幌市中央区南3条西4丁目9 カミヤビル 4F


電話:011-213-1787

定休日:不定休


営業時間:18時〜2時



「耳」なぜ耳なんだろう・・・。 「そば耳」といえば「耳をそばだてる」となるが、蕎麦には関係がない。 「蕎麦は耳食」という言葉を聞いたことがあるが、意味はわからない。誰か教えてください。 店名に関しては、また次に聞いてみたい。 入り口から店内までは、もともとスナックやBARだったところを少し改装したのかと思うような出で立ちで、蕎麦屋然としていない。 20時近くに入店したが、先客はなし・・・。 失敗したかしら? 少々警戒しながら、酒のメニューを見る。
作 純米大吟醸、鍋島 純米吟醸、田酒 特別純米山廃・・・。まずまずだ。 では鍋島をいただこう。 さて、初見での儀式。 「すみません、鍋島をお願いします。徳利でいただけますか?」 「はい大丈夫です。」 「実はぐい呑を持ってきてましてそれで頂きたいのですが・・・」 「あ、大丈夫です。濯いできましょうか?」 実にスムーズである。ありがたい。

酒が運ばれる。

先付けは、「アオサノリと筍の出汁ジュレ掛け」なんともオシャレさん。 今回のマイぐい呑は、原田拾六 作 備前ぐい呑。 まずは定番の板わさからスタート。

このかまぼこは初めての食感。ふわふわで柔らかい。 北海道といえば、鱈の白子から作られた「たちかま」が有名だが、それほど腰があるわけでもなく、はんぺんの様でもある。 板わさといえば、小田原鈴廣系のアレとだ思っていると面食うが、決して不味いわけではない。

続いて春のアスパラガス。 この時期のアスパラガスは、温室育ちのためか極太で柔らかく、甘い。 今回は茹でて頂いた。茹で加減が絶妙、硬すぎず柔らかすぎず美味い。 次は、稚鮎の天ぷら。

これもまた、春の味である。 「お待たせしました。」運ばれてきた。 あ!この店、ちょっとやるじゃない!! ホホゥ。

まるで鮎が川を泳いでいるような盛りつけ。ビューティフル。 川魚の盛りつけ方としてもベストで実にいい。魚の盛りつけ方に関しては、マイぐい呑のススメ本編「煮物と焼物」を参照いただきたい。 サクサクの衣にホクホクの身、口に広がるワタのほろ苦さ、美味い。 稚鮎の美味さに満腹中枢が完全崩壊。フフフ。 京鴨のロースト蕎麦味噌かけを追加オーダー。

ほど良い色に焼けたロースト。良い意味で鴨臭くなく優しい風味だが、肉厚に切り出されているためか、しっかり鴨だ。甘めの蕎麦味噌ソースとの相性も良い。ナイス。 ここで鍋島をお代わり。

こうなると、もう一品気になる蕎麦屋の肴をチェックしたくなる。 「だし巻き玉子をお願いします。」 言ってしまった・・・笑。 厚みがなく想像していたものとは違うが、食べてみると、なかなかどうしてフワフワで出汁もたっぷりだ。美味い。 なんとも良い店を見つけようだ。 それでは、 今日のマイぐい呑ライフに乾杯! んっ!? いやいや、ちょっとまて!! この店は蕎麦屋だ。 そうだ、蕎麦を忘れてないか? 満腹中枢が崩壊したついでに、 勢いで、せいろと更科をいただく。

細くエッヂの効いた麺で、太さも均一。聞けば二八ではなく、十割だと言う。なかなか手練れの業である。 見て分かる、この蕎麦は美味い。 しかしここで、気を抜いてはいけない。蕎麦のポテンシャルを引き出だすのは、「つゆ」である。コレが悪いと全てを台無しにしてしまう。 少し味見。 おぉっ!! コレは、私好み「藪」や「まつや」のようにピリッと辛めである。 マイリマシタ。 近頃は、東京でもなかなかお目にかかれない完成度の高さに感服し、「軽く蕎麦でも」を通り越し、腹いっぱい堪能した。 そういえば、いつの間にか店内は満席になっていた。

近いうちに裏を返そう。 こちそうさまでした。 今日のマイぐい呑ライフに乾杯!

#鍋島 #蕎麦 #すすきの #札幌 #原田拾六

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